- Akiko Watanabe
ジャッジしない
私たちは日頃、仕事上、プライベートでも様々な人に出会ったり環境が変わったりすることが
あります。または同じ環境でも状況に変化があったり。
そんな時に、誰かのせいや環境のせいにしていませんか?

物事や他人の悪いところを指摘してしまう
人の悪いとこを指摘したり、自分の環境が悪いのだと決めつけてしまうことがありますよね。
また、自分自身の悪いところも気にしてしまい、落ち込んでしまうこともあると思います。
私たちは無意識のうちに人や物事を”良い”、”悪い”と決めつけてしまいがち。
それはは癖にもなってしまい、物事を全てジャッジして生活をすることになってしまいます。
人の悪いところを見つけるのはとても簡単で安易です、また自分の置かれた環境に不満を持って
決めつけてしまうこともネガティブな気持ちへと導きます。
また、自分の思い込みで人を判断してしまった結果、その人との人間関係がうまくいかなくなって
しまうこともあります。
いつもそんな気持ちで生活しているとストレスが溜まってしまいますよね?
誰かと比べたり、ジャッジしないことで今よりももっと生活が心地よくなります。
自分自身へのジャッジをしてしまう
なんでも白黒はっきりさせてしまうことは、自分への負担になってしまうこともあります。
良いか悪いかの2択になってしまうことで、自分へプレッシャーをかけてしまい完璧を求めすぎて
疲れてしまいます。
もちろん自分の決めたことに対して責任を持って行動していくことは大事ですが、
何かできなかった時に自分を責めすぎてしまう原因にもなります。
できなかった時も、できないとジャッジするのではなく、もっとこうすれば良かった
など思考を変えることでストレスフルな状況を回避できます。
特に完璧主義な方は、白黒はっきりさせたくなってしまうと思うので気をつけてきださいね。
ジャッジすることをやめる
どんなことでも他人でも100%良い、悪いということはないのです。完璧な人はいないと言いますが、良いところもあれば、悪いところもあるのが人間であり、わたしたちをとりまく環境も100%良い、
悪いということはありません。
「良い」「悪い」とジャッジし続けるのをやめれば、切迫感や完璧主義から解放されて、より
人にも心を開くことができて、何が起こっても受け入れることができる穏やかな心でいられる
ようになるのではないでしょうか?
人と比べない
私たちは自分の生活をどうしても人と比べがちです。
特に今はSNSの普及で、インスタグラムなどで見る人たちとも自分を
比べてしまうことも多いでしょう。
人と比べて私は劣っていると思ってしまったりということもあるでしょうが、
それは比べる人や状況によっても変わってくるものです。
そのひとそれぞれ持っている性格や、得意分野、状況も違うのにそもそも
比べてしまうということがよくありません。
自分の理想の人がいたとして、その人のようになるように努力することは
前向きなことですが、それをせずに最初から諦めてしまうのは人としての成長も
止まってしまいますよね。
思い込みをやめて受け入れ体制に
なにかを決めつけたり、人をこんな人だと思い込んでしまうのは自分自身の
人とのコミュニケーションにも悪影響を与えてしまい、その先に進めなくなってしまいます。
全てのもののあるがままを受け入れることによって、心も軽くなり周りの人や物事との
関わり方にも前向きな変化をもたらします。
物事に対して「良い」「悪い」をジャッジする二極化思考を止めて、ジャッジしない考え方を
今すぐ100%する必要はありません。「嫌だな」「気に入らないな」と思うことがあれば、
少し立ち止まってみて、「ジャッジしない」という選択肢があるということを
思い出してみてくださいね。