- Akiko Watanabe
ファスティングとダイエットの関係性
更新日:2020年11月6日
ここ最近、ダイエットでファスティグやクレンズをする方が増えてきています。
皆さんはどんなときにファスティングを行いますか?また、どんな効果があるかご存知でしょうか?

ファスティングとは
ファスティングは古来、宗教の儀式や精神修行として用いられてきました。
ファスティング=断食 ですが期間を設定した断食により、デトックス効果などの健康・美容効果も
期待できます。
一定期間固形物を食べない事で消化器官を休める事ができ、腸壁が正常化し、食べたものが完全に消化・吸収され、排便が円滑化する事で、整った腸内環境により食べる量と出すことのバランスが取れ、その人にあった体型になる事ができるようです。
そして、体内に溜まった毒素を排出しすることで、クリアな肌を取り戻す事もにも
期待ができます。
断食を一定期間行うと、体中の細胞が質の良い状態に生成され、その時はほとんど酸化しない条件で行われるため、活性酸素の害にさらされにくい状態になります。
ファスティングを行う理由
普段の食事で酵素の少ない食べ物や、動物性タンパク質や、砂糖菓子、糖化した食物や食べ過ぎや、夜遅くに食事をしたりすると消化不良を起こします。
こうしたライフスタイルを送る事で、体調不良になり病気を引き起こします。その原因は胃や小腸と大腸に腐敗菌が多くなるからです。
腐敗菌はアンモニアを作り出し、 このアンモニアが、毒物で難病や癌や慢性の病気になって行きます。
胃炎や大腸炎の急性期に気づいて断食などで対処しておくと病気にはなりにくくなります。
病気にならない段階でも、身体が重く感じたり身体や肌の不調に気がついたとき、ファスティングを
行うといいでしょう。
ファスティングの種類
ファスティングには幾つかの種類があります。
Voxの医療エディターのJulia Belluzさんの記事によるとファスティングには以下の4つの種類が
あるとの事。
間欠的ファスティング
まったく食べない、またはカロリー摂取を大幅に抑える(たとえば1日500カロリー)ことを、間欠的に行なうことを意味します(たとえば5:2ダイエットが人気です)。
食事時間制限
1日のうち4から6時間の範囲でしかカロリーを摂取しないことを意味します
(たとえば、朝食を抜いて、ランチと早めの夕食を食べる)。
期間的ファスティング
通常は数日以上続く最も厳しい断食です。長期にわたり、カロリーのない飲み物またはごく
わずかなカロリーのみを摂取し、体を完全なファスティングモードにします
(断食と摂食を行ったり来たりしない)。
ファスティング風ダイエット
毎月数日間、スープ、エナジーバー、エナジードリンクなどの軽食でわずかなカロリーを
摂取する植物ベースのダイエットです。
私は、週末にチートデーを行っているので昔から月曜日は固形物は食べない、ファスティング風ダイエットを行っています。
ファスティングのデメリット
ファスティングは身体の細胞の再生を行いますが、ダイエットには効果があるかといえば
期間的に体重を落とす事はできますが、それが持続するわけではありません。
そして、無理に行う事で身体を壊す事にもつながります。
ベストなダイエットは、食事ではなく、管理可能かつ持続可能なライフスタイルを送ることです。
その一方で、「食べない」ほど継続が難しいダイエットはありません。
食事でカロリーを制限する場合でも、ファスティングはベストな方法ではないかもしれませんね。
古くからある、「毎日の制限」のほうがずっと効果的だからです。
ファスティングは、身体のを休めて本来の消化器官を回復させるには効果的ですが、ダイエットに取り入れるのはどんな体になりたいかを考えてから始める事が大事です。
自分の身体と相談しながら、自分自身にあった方法で、健康な心と身体を維持する
事を心がけたいですね。