• Akiko Yamanaka

今抱えているイライラを解消する4つのテクニック

更新日:2020年5月28日


外出自粛や、環境の変化、先行きの見えない不安などで、近頃イライラが溜まっているという人も多いかもしれません。もちろん、この状況下で普段よりもイライラしてしまうのは当然のこと。


「自分だけの時間が増えてしまったことで、その時間の邪魔をするものがなくなり、気を紛らわすこともできなくなってしまったために、私たちの今までの鬱憤が一気に吹き出している状態なんです」と話すのはシカゴのセラピー医療施設でクリニカル・サイコロジストを務めるアイミー・ダラムス氏。


特に新型コロナウィルス関連に対しては、私たちではどうすることもできない事情もあるため、これに刺激されたイライラが今までの隠れイライラと重なって、表に出やすくなっている状態のようです。


最近、妙にイライラするなと思ったら、実はそんな複合的な理由があるのかもしれません。そうは言っても、このままイライラを放置しておくわけにもいかないのも事実。

今回は、ダラムス医師が提案する「コロナ禍のイライラを解消する4つのテクニック」をご紹介します。


1. 自分のイライラの原因を検証する


まず、怒りやイライラを感じたら、一歩下がって「怒りを感じてもいいんだ。イライラしてもいいんだ」と自分に言い聞かせてください。「おそらく、イライラの原因になっている問題がそんなに深刻なものでなくても、あなたは強い怒りを感じてしまっているのでしょう」と語るダラムス医師。「恐れと怒りは切っても切り離せない関係です。人は自分の自信のなさをごまかすために、怒ったりやイライラしたりすることで、その恐怖を打ち消そうとするのです」と明かし、イライラの原因は自分の中にあることが多いと説明しています。


2. 他人に感情をぶつける前に、自分の中で浄化させるようにしよう


もし、誰かにテキストメッセージを送っている時や、SNSでメッセージを書いている時、またはビデオチャットをしている間にイライラを感じてしまったら、その感情をそのまま発信する前に、一度紙に書き出して浄化させてみたほうが良いといいます。あなたの怒りやイライラを全部紙に吐き出して、一度置き、誰かに面と向かってメッセージを送る前に、もう一度読み返すことをおすすめします。

「自分自身に読ませるために紙に書き出す時は、全て吐き出してしまうことです。そうすることで、話したい相手と実際に向き合ったときに落ち着いて対応することができるでしょう」とダラムス医師はアドバイスしています。


3. 友人関係がプラスになるための妥協を心がけよう


ダラムス医師は「あなたが変わる必要がある部分に、まず注目したほうがいいでしょう」と話します。「ある一定の線引きを作って、妥協できることころは妥協し、相手との信頼関係を気づくことが大切」だと付け加えています。


例えば、あなたは仕事で忙しいとしましょう。そんななか、友人がそんなに忙しくないとします。もちろん、あなたは日頃から皆に気を使っているし、友人から頻繁に送られてくるメッセージにもきちんと答えているでしょう。でも、ある程度の線引きは引いておきたいもの。そんな時は、「〇〇こと、とっても好きだから、もっと一緒に遊べたらなあって思うんだけど、なかなか難しくて。週末ならメッセージの返事ができそう」と返してみるのもいいかも。友人に断りを入れるときには、必ずフォローしつつ代案を提案することができるようにしておくと、ポジティブな人間関係を維持できるとダラムス医師は考えているそうです。


4. あなた自身でコントールできるものか判断しよう


自分自身で解決できないものに気を揉むのは時間の無駄だとダラムス医師は強調します。たとえば、あなたの恋人(や夫、または妻)がスーパーやコンビニに行って、頼んでいたお気に入りのお菓子が売り切れていることを報告してきたとしても、それに対してキレたり、怒りのメッセージを送るのは無法です。


「もし、状況が自分で解決できるものでなければ、怒りやイライラは自分の中で落ち着かせることを心がけましょう」とダラムス医師は言います。数分だけ散歩に出てみることでもいいし、枕に向かって叫ぶのでもいい、呼吸法のエクササイズに挑戦してみてもいいかもしれません。ダラムス医師は、「怒りを感じたり、イライラしたりするのは悪いことではない」と明かします。でも、人間関係は一度壊してしまったら直りにくいもの。悪い時もいい時も、支えてくれるのはいつもあなたにいる周りの人たちなのだということを忘れないようにしましょう。