• Akiko Yamanaka

困難にも打たれ強くなる「心の柔軟性」をゲットするテクニックとは?

最終更新: 2020年9月7日


私たち現代人は、忙しい毎日を送り、頭の中で考え事が常に移ろっているかどうかなど考える暇もないという人も多いのではないでしょうか。仕事や家事などに追われ、過去を後悔したり、未来への不安にかられたり。そういった考えは、ネガティブな精神状態に陥りやすく、ストレスをためやすいだけでなく、自力で問題を解決するための能力も失ってしまいます。

何においても「考えすぎてしまう」と、人生の目的や幸福感、健康などの妨げになってしまうものです。そんななか、マインドフルネスのスキルを身につけることで、頭の中の思考のプロセスが臨機応変になったり、考え方に柔軟性を持てるようになり、人生において障害にぶち当たってしまった時に対処できる力ができると考えられています。


心の柔軟性っていったい何?


身に降りかかった問題やストレスは、私たち自身がどれだけ「心に柔軟性」があるかどうかで、人それぞれに違った影響を及ぼします。「心の柔軟性」とは、個々の「要領のよさ、前進する力、ストレスに直面したときに戦い抜く力、または、あきらめる勇気」の能力のことを言います。また、そういった能力は、普段の私たちの物事に対する態度やメンタリティの違いで大きな差が出てしまうと言われています。特に「心に柔軟性」のある人は、絶望したり嘆いたりせずに、問題を冷静に対処することができると考えられています。


もちろん、感情が揺さぶられないからと言って、そう言った人たちを「感情がない人」だとか「冷たい」人であるとジャッジするのは間違いです。とりわけ自分自身に対して「思いやりのある心」を持っている人は「心に柔軟性」がある人が多く、また「心に柔軟性」がある人は他人に対してもより「思いやりのある心」を持っている場合が多いからです。


マインドフルネスを使って心の柔軟性を育てる方法とは?


マインドフルネスのメディテーションは、心に柔軟性を持たせるための、絶好のトレーニングだと考えられています。心の動きをメディテーションに入れ込むことで、思考や感情が生まれる瞬間やそのプロセスに自分で気づくことができるようになります。普段なら、気にとめることなく流れていく感情や思考の動きが、わかるようになると言われています。

そんなマインドフルネスには2つの側面があると考えられています。一つは、判断力を養う側面、もう一つは、思いやりを持つ心の側面です。判断力を養う側面は、「なるようになる」という精神でのぞむことがカギとなります。私たちは、不公平だと思ったり、受け入れられない経験をしていると感じてしまうと、目の前で起こっている現状に対して効果的に対処できなくなってしまうと言われています。しかし、現実をいったん受け入れることで、よりクリエイティブに物事に取り組むことができるようになり、より前進できるポジティブな結果をもたらすことが出来るようになるそう。

もう一つの「思いやりの心を持つ」という側面ですが、マインドフルネスの考えでは、他の人たちに対してと同様に自分自身を受け入れることがカギになります。私たちは、いつも「自分があんな風だったらよかったのに」とか「もっとこんな風になれたら」と他人と比較し、自分自身を卑下してしまいがちになります。自分への優しさ、他人への優しさは、身の回りの状況をより容易に受け入れることが出来るようになる術です。また、自分の思い通りに物事が進まなかった時に沸き起こりやすい、怒りの感情やネガティブな感情を予防することも可能になると言われています。

マインドフルネスと「心の柔軟性」はとても強いつながりを持っています。マインドフルネスの使い方を学ぶことで、より効果的に難しい状況に対処するスキルをゲットすることが出来るようになり、よりハッピーで満たされた人生を送ることが出来るようになるでしょう。