- Akiko Watanabe
腸内環境が美人をつくる?
更新日:2020年11月6日

腸とは?
近年、腸を整える腸活が雑誌やテレビで取り上げられることがこ増えてきていますね。
なぜ、多くの人が腸内環境を整えることを行っているのでしょうか?
腸は生命が誕生した際、最初にできた臓器と言われています。腸は約40億年前、脳は約5億年前にできたという説もあります。
腸が生命維持のための栄養を取り込んできたことを考えれば、腸は私たちにとって最も大切な臓器。もともとは腸で考えていて、腸が脳を作ったと言っても過言ではありません。人間にとって重要な臓器、腸が今注目されています。
腸を整えると体も心も整う
前回のブログでも触れましたが、腸内環境を整えることで幸せホルモンの分泌を増やすことができます。
腸は食べたものを栄養として取り込むだけでなく、ビタミンやアミノ酸の生成も行います。さらに“幸せホルモン”と呼ばれる神経伝達物質・セロトニンを作る場所です。
腸が身体だけでなく心にも大きく関わることがお分かりかと思いますが、古代ギリシアの医者・ヒポクラテスは「すべての病は腸から始まる」と言ったとおり、腸の環境は、身体と心に影響するものなのですね。
腸と脳はお互いに深い関わりがあり、影響があります。
今、気持ちがネガティブだ、やる気がおきない、すぐにイライラしてしまうなどの心の症状がある時
きっと腸が健康状態ではないのかもしれませんね。
腸活とは?
腸から心身の良いサイクルを作り出そうというのが腸活です。
健康な腸内環境は心身の健康維持、集中力、免疫力の向上、精神安定、認知症の予防、アレルギー症状や肥満の改善などに繋がります。
では腸内環境はどうすれば整うのか?それは腸内細菌を多様化することだそう。
腸内細菌を多様化するには基本は食事が重要!
バランス調整菌(=発酵食品)とバランス調整菌の餌(=水溶性食物繊維)を毎日摂ること、さらに体を温めることも腸活では大切な
ポイントです。
腸内環境を作り維持するには、毎日、バランス調整菌(=発酵食品)とバランス調整菌の餌(=水溶性食物繊維)を摂る必要があります。いくつか腸活の方法をご紹介します。
1、納豆とヨーグルトを毎日取る。
(納豆が苦手ならキムチ、ピクルスでも良い)
2、海藻やオクラのネバネバした食品や、アボカド、キウイ、にんにくもおすすめ。
3、醤油、味噌、塩麹、酢などの発酵調味料を取る。
4、キノコを取る。
キノコを取ると、筋肉量は落とさず体重・体脂肪率が減少し、さらに免疫力や美肌に関する腸内 の細菌が増加するというエビデンスがあります。
5、甘酒を取る。夏に暑い甘酒は飲めないという方には、冷たい甘酒もありますので試してみてくださいね。
いくつか紹介させていただいたように、菌を多様化するためにも、さまざまな食品を摂ることが大切なのです。
日々の生活で健康と美を手に入れるために、毎日の食卓を見直してみませんか?