- Akiko Watanabe
自分自身を知るという事
自分自身と向き合う事は生活の中で本当はとても基礎的な事。
周りに目が行ってしまい、自分の事はおろそかになってしまう、または自分の事ばかり考えて
しまい、周りとの関係性がうまく取れていない。
どちらとも自分の本質や行いに気がついていない証拠。今回は自分自身への向き合い方についてです。

You can’t get away from yourself by moving from one place to another. (Ernest Hemingway)
あちこち旅をしてまわっても、自分から逃げることはできない。 (ヘミングウェイ)
アメリカのノーベル賞小説家、ヘミングウェイの言葉でもあるように、どこに居ようとあなたはあなた自身。どのように周りの環境を作っていくかもあなた自身なのです。たとえ新しい環境に行ったとしても、新しいスタートで自分自身で環境を整える事が大事です。
人それぞれ、人生のビジョンは違います。何が幸せかもそれぞれ、しかし理想の生活を送って行くには自分がどうなりたいかと、今の自分を知る事も大事なのです。
自分自身を知る
周りの人とのコミュニケーションや環境作りをする前に、自分自身を理解しているでしょうか?
自信を持てるか、自分を好きになれるかは、在りたい自分に対し、素直に行動できているか否かで変わります。
自分自身に嘘をついたり気持ちを隠したり、誰かの悪いところばかりを見てしまったり、そんな自分の事を好きになれる人はきっといないのではないでしょうか?
周りの人に嫌われたくない、自分の見方でいて欲しいと思う気持ちは誰もがあるはずです。しかしそんな時にどのような行動を取っているか、自分自身でわかっているかいないかでは大きな違いがあります。周りの人にどんな風に接しているか、自分で納得のいく行動をしているのか、一度立ち止まって
思い返してみましょう。
自分自身を知る方法
どんな状況でも自分らしくいられるためには、自分の意思を周りの人に押し通す事でもなく
’何があっても大丈夫’な自分自身の基盤を作る事。
そうすれば、気持ちがぶれたりせず不安定になる事もないでしょう。
自分を知る方法はたくさんありますが、いくつかご紹介するので参考にしてみてください。

1、静かな時間を作る
仕事や予定、誰かに邪魔される事なく自分だけの時間を作る事で、今の自分に気づき事ができます。
2、ジャーナリングをする(書き出す)
毎日の起こった事や気持ちを書き出す事で内側の自分が見えるはず。
3、周りの人に自分の魅力や価値を教えてもらう
周りの友達や仕事仲間に、どんな人に見えているかや良さを教えてもらう事で自分自身気がつかないところを発見できる機会にもなります。
4、人と会って話をする
誰かと話す事で、自分はこう思うけど人はこう思うなど違う意見に注目してみる事も
自分自身の気持ちを知る事にもなります。カウンセラーやセラピストと話すのもいいかもしれませんね。
5、なぜそう感じたのかを問う
なぜそう思うのか、どう感じるのか嬉しい、悲しい、楽しい、イライラする感情にどうしてそうなったのかを突き止め自分に向き合う事ができます。
「自分を知る」ことで自己肯定感を高め、自分に自信を持ったり、周りとの付き合いを円滑にしたりできるます。
自分に向き合うという時間を作って実践してみましょう。