- Akiko Watanabe
FOOD AS MEDICINE 食べ物は薬にもなる
食べ物を選んで食べる事は心や身体全体の健康にも繋がります。
毎日の食事で、病気のリスクを防げる事が研究結果でも出ています。
食事次第で健康を維持できる。今回は食事による生活習慣の見直しについて。

食事と薬の関係
ここで言いたいのは、食事=薬 という訳ではありません。
体調不良になった時に、おかゆやスープといった消化に良いものを食べて栄養を
摂る事はしますが、それは病と戦うための栄養であり薬は病と戦うもの。
熱が出てしまって、熱を下げる薬や腹痛での痛み止めはどうしても苦しい時には
飲んだほうがいいですしそこで薬を飲まないという我慢はしすぎないでくださいね。
ホリスティック医学を取り入れる
身体の調子が悪くなったらすぐに病院に行くのは日本ではとても一般的な事。
でも、海外では「風邪を引いただけで病院へいくの?」とびっくりされます。
日本は医療保険もしっかりしていて、医療費も高くはなく病院へいきやすい環境です。
しかし、アメリカでは医療費がとても高くて気軽に病院へいけないんです。
病院へ行かなくても良い、健康な身体を作るというのが”ホリスティック医学”の観念。
アーユルヴェーダ、ヨガ、鍼灸治療、アロマなどの従来の近代西洋医学とは異なる
医療手法のことです。
このホリスティック医学の中でも、食事はとても重要なものとされています。
いくら、ヨガやマッサージをしても身体を作る食事が整っていなければ
健康な身体でいる事は難しいですよね。
コンビニ弁当の添加物の危険性
忙しい事を理由にコンビニ弁当やレトルト食品で食事を済ませていませんか?
ご存知のようにコンビニ弁当や、レトルト食品には添加物や保存料が入っています。
添加物は摂取量によって身体への影響も及ぼします。
添加物には、指定添加物と既存添加物があります。
指定添加物は、ほとんどが石油製品などを原料に化学的に合成された合成添加物です。
一方、既存添加物は、すべて植物、海藻、昆虫、細菌、鉱物など自然界に存在するものから特定の成分を抽出した天然添加物です。
安全性の観点からとくに問題になるのは、合成添加物です。なぜなら、人工的に作られたものであるため未知な部分が多く、また、体内でうまく処理されないものが多いからです。合成添加物もさらに次の二つのタイプに分類されます。
① 自然界にまったく存在しない化学合成物質
② 自然界に存在する成分を真似て化学合成したもの
危険性の高い添加物のほとんどは、①に該当する自然界に存在しない化学合成物質なのです。
添加物は発がん性があるものもあるので、注意したいですよね。
医者いらずのホリスティックな食事方法とは
”食べたもので身体は作られる”。当たり前の事とはわかっていても、なかなか日々の食事を
整えられられないものですよね。
ホリスティックな食事法とは、その環境で採れた旬の季節の食材で作った食事の事。
私たち日本人は、海にも山にも恵まれていてあらゆる新鮮な旬の食材を手に入れる事が
できます。
その土地で採れた旬のお野菜、魚、果物にはその生命のパワーがあります。
そのパワーが私たちの身体への栄養となり健康な体づくりを実現できるのです。
健康な身体を作るためには、栄養のある食事を長年続けていく事が大切です。
身体を壊してすぐに病院へ行くという考えよりも、病気にならないための食事方法を
持続するようにしたいですね。