• Akiko Yamanaka

Interview with co-founder of Zen2.0, Mikio Shishido / Zen2.0共同代表の宍戸幹央さんにインタビュー


(scroll down the article for English)


禅を中心とした日本古来の伝統と歴史が育んだ叡知とマインドフルネスなどの西洋で広がる現代の智恵を融合させた国際フォーラム「Zen2.0」今年は、アムステルダムのInner Peace Networkやスタンフォード大学のBuddhist Community and Zen Societyと提携し、ビジネスパーソン、アーティスト、テクノロジーの専門家や科学者、宗教家などの多様な分野の専門家が登壇する予定となっている。今回は、Zen2.0を立ち上げ、共同代表を務める宍戸 幹央さんにインタビュー。日本の和の文化の歴史を積み重ねたマインドフルな街、鎌倉に2012年から活動拠点を移したという宍戸さんに、9月18日と19日の2日間連続で開催されるZen2.0とその哲学についてのお話を伺いました。


禅を中心とした日本の叡知と西洋のマインドフルネスを融合し、人類全体の心が豊になり、多様性が響き合うような慈悲慈愛に満ちたーマインドフル・プラネットーを共に創造する

MINDBODHI: Zen2.0のコンセプトについて教えていただけますか? また、創設にいたるきっかけってなんだったんでしょうか?


宍戸さん:禅とマインドフルネスの国際フォーラム「Zen2.0」は、禅を中心とした日本の古来からの伝統と歴史が育んだ叡知とマインドフルネスなどの西洋に広がる現代の智恵を融合し、人類全体の心が豊になるここから、地球の生きとし生けるもの全てがかけがえのない存在として多様性が響き合うような慈悲慈愛に満ちた惑星ーマインドフル・プラネットーを共に創造することをコンセプトとして掲げ、日本の禅の歴史を積み重ねてた鎌倉の禅寺、建長寺にて開催をさせて頂いております。


コンセプトの実現において大事にしていることは、一人一人が「本来の自己に気づき」、「自然の摂理から学び」、「他者とのつながりを大事に」することであり、そのようなことを育む機会を様々な形でフォーラムの中で提供しています。


Zen2.0の創設にいたるきっかけは、元々、私自身が東北大震災を一つのきっかけとして、行き過ぎた金融資本主義の課題を乗り越えていくことへの自分なりの試みとして、翌年の2012年の秋に鎌倉に移住し、それまでの仕事を辞めて海と山の囲まれた自然が豊かで、日本の和の文化の歴史を積み重ねた鎌倉において、日本古来よりあった自然崇拝の思想と仏教の中にある人間の意識の可能性を現代のサイエンスやテクノロジーに繋げて、これからの時代に必要な叡智として世界に発信する、鎌倉全体をキャンパスとした大学のような、海外から人が来るような学びの場を鎌倉に創りたいという「鎌倉大学構想」の思いを元に鎌倉を拠点に様々な学びの場作りの活動をしていたことが土台となる背景にありました。


そして、2015年8月に、鎌倉にある「カマコン」という地域コミュニティで一緒であった、現在Zen2.0の共同代表である三木康司さんと、和の暮らし服「作務衣」を鎌倉から世界に広げようとされていた鈴木瞬さんという方と、当時、NHK出版の編集長であった、松島倫明さん(現在、テックカルチャーメディア『WIRED』日本版の編集長)と、松島さんが出版に関わった『マインドフル・ワーク 「瞑想の脳科学」があなたの働き方を変える』という本をテーマ元に鎌倉駅前にあった居酒屋「和民」で飲もうという機会がありました。


その時に「鎌倉大学構想」の話をさせて頂いたところ共感して頂き、話が盛り上がる中で、「マインドフルシティ鎌倉」というコンセプトと共に、「Zen2.0」というキーワードが生まれました。そして、一緒に鎌倉から日本の和の叡智を世界に発信していく場を作ろうということになり、現在の「Zen2.0」の活動が生まれたのです。


鎌倉が常時、これからの時代に必要な叡智を学び体験できる世界の学びの場所としてのモデル地域となるようなイメージ

Zen2.0の活動は現在は、年一回カンファレンスが中心ですが、鎌倉が常時、これからの時代に必要な叡智を学び体験できる世界の学びの場所としてのモデル地域となるようなイメージとしての「鎌倉大学構想」が土台となった「マインドフルシティ鎌倉」というコンセプトが土台にあり、その実現に向けての活動がZen2.0となります。


その後は、坐禅をすることでリーマンショックでリストラとなったショックで陥ったうつ状態を克服し、禅へのお礼をしたいという思いを持っていた三木さんと共に共同代表として一般社団法人Zen2.0を立ち上げ、多くの素晴らしいボランティアスタッフの方々と共にZen2.0を毎年開催し、今年で5年目となります。


MINDBODHI: 宍戸さんご自身はどのような経緯で「鎌倉大学構想」と言った鎌倉での活動になったのでしょうか?


宍戸さん:なぜ、鎌倉を拠点にこのような活動するようになったかと言いますと、原点は子供の頃、喘息持ちで、中学校の時には入院などもしたり身体が弱かったことにあります。  その時、母が西洋医療というより、東洋的な様々な治療法を様々な形で取り組みをしまして、人間の意識、潜在意識ー精神のあり方ーや身体や現実に与える影響に興味を持ち、特にヨーガを日本に広めた第一人者の中村天風さんの教えなどなどにもたらす世界などに興味を持ったのです。


また、高校1年生の時にイギリスの生物物理学者ジェームズ・ラブロック博士の唱えるガイア理論、「地球はそれ自体がひとつの生命体である」という考えをベースにしたドキュメンタリー映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)』の第1話が公開され観にいた事もZen2.0に繋がる大きなきっかけとなりました。(その後、この環境問題や人間の精神性に深い関心を寄せる人たちのバイブル的存在と言われている「地球交響曲」を今年の第9話までずっとタイムリーに約30年、観続けているのですが、その後の活動の心の支えのようなところがありました)


現代の学校教育、企業社会の課題を感じる先にあった”個人の意識ー精神的な世界ーの可能性と自然の叡智”にある真理の探究と普遍化がその後の、自分の個人的な探究テーマとなったのです。


そして大学時代には、意識を物理学で捉える事に興味を持ちつつ量子力学に関わる研究の世界に触れたりしながら、鎌倉の禅寺、円覚寺に坐禅にいくなど幅広い角度で、個人的に意識ー精神的な世界ーを幅広い角度で探究しておりました。


その後は、普遍化の先となる現実な企業社会を学ぶという思いのもと、外資系の IT企業に就職し、企業の教育研修を手掛けるベンチャー企業の立ち上げに関わるなどに関わりながら、意識の世界ー精神的な世界ーの可能性を企業社会への普遍化することを模索しておりました。

その中で個人的な探究を続けてきたのですが、仕事を通して企業のグローバル人材育成や、組織開発の最先端に触れるほど、海外の企業において日本の禅などの東洋的な思想が注目されている実態に触れて行きました。

また、個人的な色んな精神世界の探究を続けている中で、日本の縄文からつながる古来から精神的な世界の深さに触れた事もあり、グローバルで起きている気候変動などの環境問題や行き過ぎた格差など、現代の金融資本主義の企業経済社会が生み出す課題を乗り越えていくにあたって、禅などにはじまる日本の古来にあった精神文化が世界でもとても役立つのではとの思いに至りました。


そんな中、東日本大震災が起こりました。


これまでの企業社会のあり方とは違った新しい時代に向けて動きださなくては、という思い

これまでの企業社会のあり方とは違った新しい時代に向けて動きださなくては、という思い、それまでの探究から、海外に学びにいくのではなく、海外からも学びに来るような、禅などにはじまる日本の古来にあった東洋的な精神文化と西洋に広がる現代のサイエンスが融合したような世界の学びの場所を作れたらと考え、先ほどお話させて頂いた、海と山に囲まれ自然豊かな鎌倉全体をキャンパスにした鎌倉大学構想が生まれ、2012年の秋に鎌倉に拠点に活動が始まったのです。



そうした活動の流れの中で、その後、Zen2.0に登壇して頂く事になる様々な方々とのご縁が生まれ、そして、三木さんらとの出会いもあり「Zen2.0」の活動が生まれました。

なお、大学構想の思いの背景には、人間の意識ー精神的な世界(スピリチュアリティ)ーとサイエンスが融合した世界の本質的な真理の探究と普遍化される場所というイメージもあったりします。


MINDBODHI: 宍戸さんにとってZenとは?マインドフルネスとはなんでしょうか?


宍戸さん:Zenとは、生命という存在として本質的に生きるきっかけを提供してくれるものというような思いがあります。坐禅だけでなく、掃除や食事などを日常のあり方に、仏教の枠組みを超えて世界に広まる要素があるかと思っています。


また、マインドフルネスは、現在、色んな見方や立場の方がいるように思いますが、元々は、仏教において悟りの境地(涅槃)に至るための8つの実践徳目(八正道)の中の一つ、「正念:正しい”気づき”の状態」の英訳として定義されている言葉の「念」の字そのものだると言われ、今に心を置いて気づきに満ちた状態と言えます。


私としては、今という瞬間をしっかり捉えていくことを思い出させてくれるものであり、また、固定観念を超えて、世界への認識力を常にアップデートしてくれるものの様な思いがあります。


MINDBODHI: 今Zen2.0が求められる理由には、何があるとお考えでしょうか?


宍戸さん:現代社会の行き詰まり閉塞感から精神的に不安定になったりする方も増えており、仏教の禅的な心が落ち着いた世界を求めていることが一つの側面としてあると思います。また、二元論的に善悪など白黒はっきりつけたり、拡大成長が土台となっている西洋的な金融資本主義的な世界の限界を感じている方も増え、これからの新しい世界観を、禅的な日本の古来からの精神文化のあり方に可能性の求めている方が増えているからではないでしょうか。


そんな中 Zen2.0では「Open Zen」 というキーワードの元、旧来の禅文化だけでなく、日本の古来からの自然崇拝や八百万の神の思想に繋がる多様性が響き合う世界観から、幸福学の研究者や、海外の大学のマインドフルネスを教えている方、ビジネス界でマインドフルネスを教えている方、宗教宗派を超えて、禅と繋がる活動をされている方、音の世界や食の世界で禅的な活動を広げている方、身体知性にも重きをおいた禅僧など幅広い角度で学びや体験を得られる世界を創り上げておりまして、その多様性溢れす世界観に魅力を感じて頂けているのではないでしょうか


今、地球という環境の中の生命として本当に大事なものを大事にできる社会のあり方の創出が求められているのではないでしょうか

MINDBODHI: Zen2.0は、今年で5年目ということですが、今年のカンファレンスはどんなテーマが込められているのでしょうか?


宍戸さん:今年は、『A NEW EARTH ~ 空からの開花 (Space to Flourish)~ 新たな文明を共に創造する』というテーマを掲げています。


気候変動による自然災害の増加、経済格差の拡大など、金融資本主義経済のあり方の行き詰まりから来る様々な課題がグローバルレベルに広がっている中で起きたコロナ禍。

今、地球という環境の中の生命として本当に大事なものを大事にできる社会のあり方の創出が求められているのではないでしょうか。


この様な課題を乗り越え、新しい文明にシフトしていくにあたって、宇宙の中にある地球という世界観から、古代の叡智の世界を捉え、具体的にどの様な社会を共に創造していくことができるのか。


5年目のZen2.0では、間であり、場であり、宇宙であり、無であり、無限の可能性を創出できる源とも言える「空(Space)」の様な場として、1人1人が禅に繋がる自分自身の内面の意識のあり方を探求し、未来の地球に向けてできることを探求する機会になればと思っています。


MINDBODHI: 今年もたくさんのエキサイティングなスピーカーが登壇される予定となっていますが、どのようなスピーカーの方が登壇されるのかご紹介いただけますか?


宍戸さん:今年は、アムステルダムのInner Peace Networkと、スタンフォード大学のBuddhist Community and Zen Societyとの2つの提携して開催させて頂ける事になり、例年以上に多様な方々に登壇頂ける事になりました。

合計33名の学者、ビジネスパーソン、アーティスト、テクノロジーの専門家や科学者、宗教家(禅宗に限らず)などの多様な分野の専門家に登壇頂きます。 (詳細はhttps://zen20.jpをご覧ください)



MINDBODHI: どういったセッションがあるのでしょうか?


宍戸さん:私自身も楽しみな様々な分野の方々の組み合わせの対談が多いのですが、今年のZen2.0は、雅楽の演奏から始まりまして、尺八やシンギング・リンなどの音の世界の体験、Zen Eatingtという食べる瞑想体験、茶道の作法をベースにしたWabiYoga体験があります。


大変楽しみな対談は沢山ありますので、是非、https://zen20.jpのタイムテーブルをご覧ください。


心を整え感じる世界を取り戻し、ゆっくりと丁寧に過ごすマインドフルな時間を日常の中で確保していくことがとても大事になって来ると感じています

MINDBODHI: 今後、”マインドフルネス”や”Zen”はどうなっていくと考えますか?


宍戸さん:テクノロジーが益々進化していく社会においては益々求められてくると思います。情報過多で思考優位になり、変化のスピードが益々早くなるに社会においては、情報を遮断して、心を整え感じる世界を取り戻し、ゆっくりと丁寧に過ごすマインドフルな時間を日常の中で確保していくことがとても大事になって来ると感じています。


MINDBODHI: Zen2.0のこれからの取り組みを教えていただけますか?


宍戸さん:現在、常時学び体験できる機会を提供できる様にアプリを現在開発準備中でして、年1回の2日間のカンファレンスを開催することから、日常でも禅やマインドフルな体験を届ける機会を増やしていければと思っております。

また、鎌倉の地域に根ざした活動と共に海外との連携を増やし、マインドフルシティ鎌倉を創造していく中で、”地球の生きとし生けるもの全てがかけがえのない存在として多様性が響き合うような慈悲慈愛に満ちた惑星ーマインドフル・プラネットー”を多くの方々と連携して共に創造していくことに貢献できたらと思っております。


Zen2.0 ~A New Earth~ 2021.9.18 ~ 19 詳細はこちらから





"Zen 2.0" is an international forum that combines the wisdom of ancient Japanese traditions and history centered on Zen and mindfulness which is the modern wisdom of the West. This year, they have partnerships with the Inner Peace Network in Amsterdam and the Buddhist Community and Zen Society at Stanford University, and experts from various fields such as business people, artists, technology experts, scientists, and religious experts will be on stage. This time, we interviewed Mr. Mikio Shishido , who launched Zen2.0 and is the co-representative. Zen 2.0 will be held for two consecutive days on September 18th and 19th. We asked Mr. Shishido, about Zen2.0 and his philosophy.


What we value most to achieve this concept is to “realise the true self” and to "learn from the providence of nature," and to "value ​​the connection with others."

MINDBODHI: Can you tell us about the concept of Zen 2.0? What was the reason for the establishment?


Mr Shishido: "Zen 2.0" is the international forum for Zen and Mindfulness. In this forum, we try to combine the wisdom of ancient Japanese traditions which is centered on Zen and the wisdom of the West that include a modern philosophy like mindfulness. We are also aiming to create a mindful planet in which all the living things of the earth can co-exist in harmony. The event is held at Kenchoji, a Zen temple in Kamakura which is a key site in the history of Zen.

What we value most to achieve this concept is to “realise the true self” and to "learn from the providence of nature," and to "value ​​the connection with others." We offer various forms of opportunities to nurture such things in the forum.


The Great Tohoku Earthquake was one of the reasons for the establishment of Zen2.0. I left my job and moved to Kamakura in the fall of 2012, the year after the earthquake. Kamakura is a city which is blessed with nature. It is surrounded by the sea and mountains and has a rich history and culture. I moved there to attempt to overcome the modern financial excesses of capitalism as well as to develop the ​​"Kamakura University Concept": a place to learn the ancient ideas of the worship of nature in Japan, human consciousness of Buddhism, and modern science and technology, and to disseminate these to the world as necessary for the coming era. The university campus would be the entire city of Kamakura and would welcome people from all over the world.


One day, I had an opportunity to drink at the pub in front of Kamakura Station with Mr. Koji Miki who was the co-member of local community called "Kamakon" in Kamakura and is now the co-representative of Zen 2.0, and Mr. Shun Suzuki, who was trying to promote the Japanese casual work clothes "Samue" from Kamakura to the world, and Mr. Tomoaki Matsushima who was the editor-in-chief of NHK Publishing (currently the editor-in-chief of the Japanese version of tech culture media "WIRED"). We were talking about the Tomoaki Matsushima’s book Mindful Work- Brain Science of Meditation Changes Your Working Style.

At that time, I talked about the "Kamakura University Concept” to everyone and everyone thought it was a good idea, and the keyword "Zen 2.0" was born along with the concept of "Mindful City Kamakura". Then, we decided to create a place to promote Japanese ideas to the world from Kamakura, and the current activity of "Zen 2.0" was born.



MINDBODHI: How did you start your activities in Kamakura, including the "Kamakura University Concept"?


Mr Shishido: When I was a kid, I had asthma and my body was weak, and when I was in junior high school, I was in hospital. At that time, my mother tried various oriental treatments rather than Western medicine and I then came across the philosophy of Tempu Nakamura, who introduced yoga to Japan. I started to become particularly interested in human consciousness, subconsciousness, the state of mind and its influence on the body. When I was in the first year of high school, I watched the first episode of a documentary film called "Gaia Symphony" based on the Gaia theory "The earth is one life form in itself" advocated by British biophysicist Dr. James Lovelock. And I think it became a big opportunity to connect to Zen 2.0. Also when I was at university, I was interested in capturing consciousness in physics and the research related to quantum mechanics. I was also exploring consciousness and the spiritual world from a wide range of angles including zen meditation at Engakuji temple in Kamakura. While continuing my personal exploration, I came into contact with the depth and range of the spiritual world from ancient times in this country. In order to overcome the crisis created by the corporate economic society of modern financial capitalism, or environmental problems or climate change occurring globally and excessive disparities, I came to the idea that the ancient Japanese spiritual culture that began with Zen etc would be very helpful.


It made me think that I had to move toward to a new era that was different from the way the corporate society used to be.

Meanwhile, the Great East Japan Earthquake occurred in 2011. It made me think that I had to move toward to a new era that was different from the way the corporate society used to be. And I started to think that I would like to create a place where people can come from all over the world to learn the hybrid philosophy of ancient Japanese spiritual culture that began with Zen alongside modern scientific knowledge that was born in the West. That is the reason why I started this kind of activity based in Kamakura in the fall of 2012 as I mentioned earlier.



MINDBODHI: What does Zen or Mindfulness mean to you?


Mr Shishido: I think that Zen provides an opportunity to live essentially as an existence of life. Not only Zazen, but I think that there are Zen elements in everyday life such as cleaning and eating beyond the framework of Buddhism that can be understood by people around the world.


Mindfulness seems to have various viewpoints and positions at the moment. However, originally, it was based on the philosophy of the eight practical virtues (Noble Eightfold Path) to reach the state of enlightenment (Nirvana) in Buddhism, and the word "Mind" defined as an English translation of "Mind: Correct state of awareness ". It can be said that it is a state full of awareness. For me, it reminds me to capture the present moment. I think it's something that breaks away from our stereotypes and constantly updates our awareness of the world.


We introduce not only the traditional Zen culture, but also the world view that foregrounds diversity as a part of the ancient worship of nature in Japan.

MINDBODHI: What do you think is the reason why Zen 2.0 is required now?


Mr Shishido: An increasing number of people are becoming mentally unstable due to the pressures of modern society, and I think one aspect is that they are seeking a calm world in the Zen spirit of Buddhism. Also, more and more people are feeling the limits of the financial capitalist world as it keeps expanding and growing, and the idea of black or white and good or bad are clearly defined in a dualistic manner.


Meanwhile, in Zen 2.0, under the keyword "Open Zen", we introduce not only the traditional Zen culture, but also the world view that foregrounds diversity as a part of the ancient worship of nature in Japan. We invite academic researchers, those who teach mindfulness at overseas universities, those who teach mindfulness in the business world and those who are engaged in activities related to Zen beyond religious denominations. We are also creating opportunities where you can learn and experience from a wide range of angles, such as those who are expanding Zen activities in the world of food, and Zen monks who emphasize physical intelligence. I am sure you will be fascinated by the diverse world view.


MINDBODHI: Zen2.0 is now in its 5th year, what kind of theme is included in this year's conference?


Mr Shishido: This year, we have set the theme of "A NEW EARTH ~ Space to Flourish ~ Creating a new civilization together". The covid outbreaks that arose along with various issues that came from the increase in natural disasters due to climate change and the widening of economic disparities were spreading throughout the world. In overcoming such issues and shifting to a new civilization, I think we need a society that can cherish what is really important in our lives on the earth.


In the fifth year, Zen 2.0 will be a place like "Space", which is a space, a universe, a spiritual state of nothingness, and a source that can create infinite possibilities. I hope that everyone will have the opportunity to explore their own inner consciousness that leads to Zen and to explore what they can do for the future of the earth.


MINDBODHI: A lot of exciting speakers are scheduled to take the platform this year as well. Can you tell us what kind of speakers will be on stage?


Mr Shishido: This year, the event will be held in collaboration with the Inner Peace Network in Amsterdam and the Buddhist Community and Zen Society at Stanford University, and more a broader range of people will be taking the stage than usual. A total of 33 experts from various fields such as scholars, business people, artists, technology experts and scientists, and religious people (not limited to Zen Buddhism) will be on stage.


MINDBODHI: What kind of sessions do you have?


Mr Shishido: There will be many conversations with people from various fields that I am looking forward to, but this year's Zen 2.0 begins with the performance of gagaku, and experiences the world of sounds such as shakuhachi and singing ling. There is also an eating meditation experience and a Wabi Yoga experience based on the tea ceremony method.





MINDBODHI: What do you think will happen to "mindfulness" and "Zen" in the future?


Mr Shishido: I think that there will be increasing demands in a society where technology is evolving. In a society where information is overloaded and the speed of change is accelerating, I feel that it is very important to block information, regain a world where you can feel your mind is in order, and to make some mindful time to spend slowly in your daily life.


we would like to contribute to the creation of a planet full of compassion that resonates with diversity.

MINDBODHI: Can you tell us about your approach for Zen 2.0 for the future?


Mr Shishido: Currently, we are developing an app so that we can provide an opportunity to learn and experience Zen at all times. By holding a two-day conference once a year, we would like to increase opportunities to deliver Zen and mindful experiences in our daily lives. In addition, while increasing cooperation with groups overseas as well as activities rooted in the Kamakura area and creating Mindful City Kamakura, " we would like to contribute to the creation of a planet full of compassion that resonates with diversity. A Mindful Planet in collaboration with many people.

 





Zen2.0 ~A New Earth~ 2021.9.18th ~ 19th

https://en.zen20.jp