- Akiko Watanabe
LISTEN YOUR BODY /身体の声を聞く
最近なんだか身体の調子が悪い。。。
そんな風に感じることはありませんか?病院に行くほどでもないけれど
身体が重い、肌の調子が悪い、身体がだるい、貧血、集中できない、イライラするなど
20代ではなかったことも、30代に入ってから身体の調子が安定しないことが多いと
感じる人は多いはず。
それは身体が発するサインなのです。

身体を観察してみましょう
身体が不調になった時、なぜそうなったのだろうと一度考えることも必要です。
なにかの原因で身体はサインを出しているはず、例えば肌の調子が悪い時
最近どんなものを食べていたか、どんな生活をしていたかを思い起こしてみましょう。
忙しくて栄養が十分な食事をできていないことや、睡眠不足、ストレスが原因になることも
あるでしょう。
忙しい私たちほど、自分の身体のことに気がつかない傾向にあります。
不調の原因に気づくことは大事なこと。身体への影響は食事が大きく関わります。
必要なものを身体の状態から感じる
インドでは、象が不調になった時、森に連れていくそうです。
そうすると、象はミネラルを摂るため土を食べたり、薬草を食べ彼らの身体に
足りていない栄養を摂ったり、自然な薬で身体を整えるのだそうです。
本来は私たち人間にもそういったシステムがあるのです。
しかし、今の私たちはたくさんの添加物が入った出来合いのレトルトフード、コンビニフード
、冷凍食品を食することが多くなり自然な食べ物を口にすることが減ってきてしまっている
のが現状です。
2019年の調査では、月に1度以上コンビニ弁当を買う人が50%以上
月に3回以上が18%弱という数字となり、出来合いのものを食べる人たちが多いのが
わかります。
myvoice
https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=25107
コンビニでも近年はヘルシーなお弁当を販売していますが、そこで選ぶものに
よっても身体への影響があるのだと思います。
食事は、その食べ物からエネルギーをいただくということ。
冷凍や、レトルトフードからは生き生きとした食材のエネルギーは感じられませんよね?
どうしてもに甘いものが食べたくなる

普段食事には気をつけているのに、どうしても甘いものやが食べたくなる時
がありますよね。
食事は、普段の生活でどのくらいの活動量があるかによっても変わります。
オフィスでデスクワークが多い人と、身体を動かす職種の人では消費カロリーも
異なりますし、いつような栄養素も違いますよね。
それぞれに合った食事を見つけることが必要ではありますが、常に甘いものが
必要と感じた時、それがどうしてなのか考えて見て欲しいのです。
私たちの体がストレスや疲労を感じるのは、血液中の糖濃度(血糖値)が低下することにより、脳が糖分不足になるからです。脳はブドウ糖をエネルギー源としているため、食べてすぐエネルギーに変換できる甘いお菓子は、このような状態から回復する即効性があります。
そのためチョコレート、クッキー、ケーキなどの甘いおやつや炭酸飲料、清涼飲料水などの甘い飲み物が欲しくなるのは自然のことなのです。
私も、オフィスで夕方4時くらいになるとクッキーを食べていました。ほぼ毎日なので
悪い習慣になっていたのだと思います。
しかし、砂糖(特に精製されたもの)を多く含むものは、血糖値を急激に上げます。
なので、脳は満たされたと思ってしまうのですが、その後急激に血糖値を下げるという
特徴もあります。
甘いのもを食べてはいけないわけではありませんが、甘いものを食べ過ぎると、
血糖値の乱高下が生じ、血糖値を下げるインスリンが多く出てしまうことで脳が再び
糖分不足に陥るため、疲労やイライラ、精神不安などにつながるのです。
そうなると、またそのストレスを解消するために甘いものを口にするし、それを繰り返し
さらにイライラや不安につながってしまいます。
その時だけ気持ちを満たすというのではなく、長い時間安定した気持ちを保てるように
甘いものは適度にすると良いのだと思います。
できれば、果物をたべることもおすすめします。
何かを欲するのは、身体が必要としているから。
それを何を食べて必要なものを補うかを考えるのが私たちの脳の役割で
もあると思います。